ん……………… 喉が……… 「優美、起きて」 「………薫」 薫は私に首を見した。 「どうぞ、…………」 私は薫にかぶりついた。 吸血鬼は血に飢えている。 飢えは満たされない。 永遠に………… 「優美、今日は夜会だよ…………僕達が兄弟と言うね………」 夜会……… お披露目パーティーね 「………優美、両親の事を聞いてきた奴は……… 殺せ」