「でも、これじゃあ、私達吸血鬼はお腹いっぱいにならないわ……リン、いつものよ」 リンはグラスに赤い液体が入っているのを持ってきた。 「人間の生血だ…」 「言い匂いだ………優美飲みな」 私?………あっ!!!飲んじゃ駄目!!私は人間なのよ!!! だけど、目の前の私は美味しそうにゴクゴク飲んでいた。 「吸血鬼………私が……」 目の前にいたリンはボヤけて真っ暗になった。