「………ごめんなさい」 恥ずかしい…… 顔が暑い!! 真っ赤だな……今の私の顔。 「クスクス………少し早いけど、ご飯にする?」 えっ?! 「いいの?!」 「優美のためなら……そうだ、あそこに行こう!昔行った場所に!」 昔行った場所に? 誰と? 「誰と?」 「え?…………」 薫は黙ってしまった。 ………もしかして、 桜サン?? ……やっぱり桜サンの事好きなのかな? 忘れられないのかな?