今までに感じたことなのない痛み………

ズキンズキン


助けて………薫……

ふわっ
!!!??

ス――――
痛みが和らいでいく
誰……?

「優美……無理に思い出してはいけないよ??」
「……薫………」

薫はニッコリと笑った。
赤い瞳で

「何で………」
「優美が僕を求めればいつでも駆けつける」
「薫……ありがとう」

私は薫がいるんだ……
死ぬはずなんて……ない。薫が助けてくれる。

「……疲れただろう?少し、寝な」
「私、寝すぎじゃない?」「……成長するためには寝なきゃ駄目だよ」

成長………私18才よ?成長って(笑)

「クスクス………おやすみなさい」
「おやすみ………」

ガチャン―――