「薫、いつのまに帰ってきたの?」 「………1時間前かな?」 1時間前…… 私はどんだけ寝てたわけ? 「起きてなくて、ごめん……」 薫は首を横にふった。 「大丈夫………それより、優美……外に出掛けないかい?」 外に? いいの? 「………いいの?」 「あぁ。食事など気分転換に行こうか?」 食事!! しかも、薫とっ♪ 「じゃあ、雪を呼んどおくから、また来るよ」 私は笑顔で薫に頷く。 すごく…… すごく楽しみ!!!