シークレット☆ガール

『そんなことないよ〜。好きになれる人に巡り合ってないだけだって。』


少しだけフォローを入れるひとみ。



すると、すかさずお客さんの方がが口を挟んだ。



『ひとみが本気で好きになる男がいたら見てみたいよなぁ』



『わっはっはっ。そうだよなぁ。お店だけだもんなぁ。俺も見てみたいよ』



三人して大笑いしていた。



私はなんだか遅咲きな女の子になった気分になり恥ずかしくなってしまったのだ。




恋愛出来ないキャバ嬢。





そんなキャバ嬢いないだろうなぁと思っていたひとみは、誰にも打ち明ける事なくただその事にコンプレックスを感じ続ける日々だった。



気まずい私は苦笑いして沈黙をよそおった。