やっぱ雅也は 私の事分かって くれてる。 それが何より嬉しかった。 「元気だしー」 そう言って雅也の髪を ぐちゃぐちゃにした。 「何これ!? ベタベタする…」 「急に髪ぐちゃぐちゃに すんなよ!?… それ、ワックス!」 「ワックスぐらい 分かってるよぉーだ!」 私はその場所から 走って行った! 「ち…ょっと! 置いて行くなよ」 何て言って私の後を 追いかけてきた。