「なにいっとるんじゃ。みんな瑠璃の心の中にいるじゃろが。確かにおじいちゃんは瑠璃より長くは生きられん。
だけど1日でも長く生きようと必死になっとる。もしおじいちゃんが死んだとしてもまた天国で会える。
しばらくの間我慢じゃ」
「おじいちゃん…」
なんだか無性に泣きたくなっておじいちゃんに抱きついた。
「おじいちゃんがいなくても幸せになるんじゃよ」
耳元で聞こえるおじいちゃんの言葉にもっと涙が溢れた。
ありがとう…おじいちゃん
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