「じゃあ順番に!」

みんなが自分の夢を言い始める。

「医者」

「サッカー選手」

「パイロット」

「陸上の選手」


みんながどんどん自分の夢を言っていく。
次は俺の番。

俺は…



「俺は…野球選手になりたい!」




「次は浜田!」

次は瑠璃だ!


「私は…………」


「どうした?」


黙ってる私を心配した先生。




「夢は…ありません」



俺と一緒だ。