「なに、縁起の悪い事言ってるわけ?てかこの犬はどうしたのよ!」 「ご近所さんがくれたんじゃ。」 「はぁ~…」 あきれてため息がこぼれる。 「それより学校はいいのか?」 おじいちゃんの言葉で私と有弥は時計を見る。私たちは口を揃えて言った。 「「やばーーい!!!」」 「早くいくよ!用意して」 「お前もな」 朝から慌ただしく用意を済ませる。 「じゃあ行ってきまーす」