「あ………」 やっと気づいたようだ。 「てことは、私…差別されてる?」 『うん』 俺達は一斉に頷く。 翠ちゃんは下を向いてしまった。 翠ちゃん泣いてないかな?と心配になり顔を覗き込もうとする。 数秒して、翠ちゃんはぱっと顔を上げた。 表情は笑っていた……