「翠」 「へっ!?」 いきなり呼ばれたからびっくりした。 「お前ならわかるだろ?……一番反抗してたんだから」 「う、うん……」 陽はみんなに向き直った。 「というわけで、別に全員がやらなくてもいい。新しい『奴隷組』を痛めつけたけりゃあ別に構わない。俺は知らない。 でもな、 この学校を変えたかったらやれ!」