『ごめんね、新生徒会長さん。俺は、自分とは違うことを知りたいという好奇心の方がいっぱいなんだ』 意外な展開に全員が息をのんだ。 『中島陽!』 桐原生徒会長はマイク越しに大きな声で叫んだ。 陽はゆっくり目を開き、ステージを見た。