うわさの奴隷組!?



………は?


桐原生徒会長、何言ってるの……?


会場にいた人全員が意味がわからない様子だった。



『まぁ、無理っていうのは、反抗してくれた子がいたんです。……自分にもあんな時があったと懐かしく思いました。でも……それと同時に、怖くなった。……あの時の自分と同じ結末になる、そう思ってた……』


ど、どういうこと!?



陽の方を急いで見ると陽は目を閉じていた。



でも、決して寝ているわけではない。