「なんで俺に聞くの?」 「え!?…その……なんかいつも翠ちゃんと一緒にいて、俺、嫉妬してて……今日だって」 陽はずっと窓を見つめていて光を見ない。 「ねぇ、ずっと聞きたかったんだ。陽は……翠ちゃんのことをどう思ってるの!?」 光は今までためていたことを吐き出した。 そして、陽は振り返った。