時は流れ、後夜祭。 「疲れたね〜」 こんなにも楽しい時の流れは速い。 「あ〜、俺はお前のせいで4倍以上疲れた」 愚痴も入っていたような…… 「でも、早いね。『奴隷組』とかいっておきながら、俺達は頑張って耐えてきて半年だもん」 ……そうだ、私達はそれでも耐えてきたんだ。 校舎から外の後夜祭を眺めた。 外ではわいわいとファイヤーストームをしていた。