「で、俺は、君らを助けてあげようと思ってこれ用意したんだ☆陽、付けなよ☆」 袋を陽に無理矢理押し付けた。 「じゃ、そういうことで☆(汗)」 息吹くんはすごい勢いで走り出した。 陽も不審に思ったのかすぐさま袋の中を確認し、いきなり走り出した。 「殺ス……」 かすかに聞こえた音は人の声じゃないような音だった。 とうとうキレたらしい。 2人はもう見えなくなっていた。 息吹くんの無事を祈るよ……