うわさの奴隷組!?


陽の肩が一瞬ぴくっと動いた気がした。



でも、正直あれからあのことを聞きたくて仕方がなかった。


もう


思い切って聞いてしまおう!!


「ね、ねぇ、なんで…?」


陽はかすかに黙った。

そしてこっちを向いて首を傾げた。




「何のこと?」