私はわかってしまった。 陽はもういろんな意味で爆発寸前。 啓さんは……地獄のフルコースで殺られるだろう…… 啓さんもなんとなくわかったらしく、微かに青ざめていた。 隣に座っていたタク坊さんも 「へぇ、君んとこの子、いいね。そのままアイツ(啓)、殺られちゃえばいいのに」 と、感心とともに毒舌を吐いていた。 この人はこの人で恐ろしい。啓さんに恨みがいっぱいあったんだ…… そして、陽の反撃が始まった……