「クックック……」 笑って……る? そして、陽は顔を上げた。 それは闇の中で光る2つの光のように不気味だった。 「先輩、喝、ありがとうございます。俺、殴られると余計やり返したくなるパワーが出てくるんすよね」 「は?」 「だから、予定していたコースよりもレベルアップしたコースでやり返してあげますね」 啓さ―――――――んっ!!