生徒会室。 生徒会長は自分専用の椅子に座った。 そして話し出す。 「翠ちゃんのことでしょ?」 「ああ」 「あはっ!!ごめんね☆ちょっとムキになっちゃった」 にっこり笑った。 「謝ってすむ問題じゃないがな」 「まぁね」 2人は真剣な表情になる。 「でも、死なない限りは警察に連絡しないからね」 生徒会長は言う。 「へぇ、"死なない限り"ねぇ」 生徒会長はクスッと笑う。 「君っておもしろいよね」 「は?」 「陽。君は翠ちゃんのことが好きなのかい?」