うわさの奴隷組!?



そして保健の先生は用事があるらしく、行ってしまった。
ちょっと無責任だな…


陽はというと、いっかい教室に行ってまた戻ってきた。

「おい、これ、俺のだけど使っていいぞ。予備2枚目あったし」


差し出してきたのはおそらく陽のYシャツ。

「え!?い、いいよ」

「風邪ひくから着ろ」

「で、でも……」

「早くしろ。そこのカーテンで着替えろよ」

そう言うと陽はさっさと自分のネクタイを取り、Yシャツのボタンを外している。

「!!」

急いでカーテンを閉める。