「はあああああああああああああああああ」

どうして私が大声を出しているのかは・・・

「もう、うるさい!」

そう、このババアのせい。

「だから、転・校だって」

「いや!絶対いや!」

転校なんてしないんだから

「ひ、ひどい・・・姫のばか・・・別にいいじゃない・・・ひっく、うえーーーーん!」

なんだこのババア泣くなんて子供みてえ

「う、うえっ・・・ひっく・・うっ・・」

ちっうぜぇー

「あーもー!わかったわかったから泣くな!」

「あらそう?なら最初っからそう言ってよ」

なっ!はめられた!

「じゃあ、準備して」

「は?」

「だから、準備」

「何で?」

「今日からだから」

「なにが」

「学校」

「マジ?」

「マジ」

う、うそおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

「はやく準備して」

「まっ「はやく!」

「はっはい!」


30分後・・・

「できたよ・・・」

「おそい!」

「しょうがないでしょ!」

「まあいっか、じゃあ行くよ」

「あっそういえば学校どこ」

「たしか・・・狼学園」

うわ、いかにも不良いそう

「不良はいないよ」

「!なんで思っていることがわかるの!」

「声にだしてるから」

ま、マジ!?

「マジ」

またっ!気をつけなきゃ

「あっそれと男子校だから、と言っても元だけどね」

う、うそおおおおおおおおおおおお(本日2度目)

「さっいきましょ」

「い、いやだああああああああああああああああ」