100コの幸せと1つの運命

『さっきも言ったけど、俺はなみに本気で惚れてんだよ!』

そういってまたなみに抱きつく。



『……。』


なみの小さい身体は達也の腕のなかにすっぽり入っていた。


『なみ?俺のこと嫌がらないのか?』


達也がなみの顔をのぞきこむ。
なみは顔を真っ赤にして下を向いていた。


『見ないでよ(>_<)恥ずかしいよぉ…』


(可愛すぎる!やっぱなみ最高(//∀//)俺抱きついただけだけど!)


なみは達也と目をそらした。


『もしかして、なみって彼氏いたことない?』