「おい、お前何してんだ?」


後ろで聞き覚えのある低い声が…。



「れ、恋くん」

「あ、本物の恋くんだー」


シュンくんは目を輝かせている。


「誰だ、お前」

「俺、シュン。君達と一緒でモデルだよ」

「…モデル?そんな体で?」

「そんな体ってこれの何が悪いの?」

「んな女みてぇな体でモデルしてんのか?」

「悪い?」

「…別に」


恋くんはめずらしくおとなしくなった。

…なぜ?