それを一度断ったルミ。 理由は、俺。 俺達は約束したんだ。 『いつでも一緒だよ。俺とルミは二人で一つだから』 この約束がルミを傷つけていた。 これ以上、傷つけたくない。 ルミには自分の道を歩んでほしい。 俺はルミに別れを告げた。 『俺はルミを応援したい。だから別れよう。別々の道でお互い頑張ろう』 その時のルミの涙を流しながら笑顔を作る顔が今でも時々、夢に出てくる。