「俺の話、聞いてくれるか?」 俺の言葉に蜜子は頷いた。 「俺とルミは昔、同じ事務所だったんだ。――」 いつも二人で撮影したり学校行ったり。 とにかくいつも一緒だった。 二人で一つって言葉があるけど俺とルミはほんとにその言葉が似合ってた。 だからさ、自然に付き合うって形になってた。 もちろんお互い好きだったし付き合うことに抵抗はなかった。 でも、ある日、ルミが突然姿を消した。 アイツは俺よりも人気があって才能があったから、『桜』から専属モデルにならないかって言われてたんだ。