そんな所にのこのこ私が入ってもいいのかってこの一週間、ずっと考えてた。
自分の力を試したい。
でもそれは今の事務所を辞めるってこと。
それだけは嫌だ。
それなら今のままでいい。
やめるぐらいなら……このまま今の事務所でお仕事をしたい。
「……そっか」
ルミさんはサングラスを外した。
「…ごめんなさい」
「別にいいよ。…無理矢理、やめさせるなんてしたくないし。蜜子ちゃんはやっぱり今の事務所の方が似合ってる気がする」
似合ってる。
その言葉がすごく嬉しかった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…