「さっきから近いんだけど…!」 「そう?気のせい、気のせい」 シュンくんはケラケラ笑っている。 …むかつくぅ! 「一人にしてくれないかな」 「何で?」 何でって…別に理由聞かなくても良くない? 関係ないでしょ…。 「一人になりたいから。シュンくん、次体育でしょ?」 「何でそれを蜜子ちゃんが知ってるの!?」 「さっきからシュンくんのファンがそこで体操服持って待ってるから」 「な~んだ。そういうことか」 …何、悲しそうな顔してるんですか。