どんな結果であろうと俺は事実を受け止める。

そして蜜子を愛し続ける。

それぐらいいいだろ?



『蜜子ちゃん、今日撮影あるのに来ないね。どうしちゃったんだろ』

カメラマンの土居さんは不安そう。


確かに蜜子が撮影に遅れるなんてめったにない。

毎日一時間前には事務所についてる奴なのに。



どうしたんだ?



「電話でも…してみるか」


俺は蜜子に電話をしてみることに。