「蜜子ちゃんの汚れた姿見たら恋くん、悲しむだろうな~」

シュンくんは私の腕を掴んで人気のない所へと引っ張っていく。



「嫌っ!離して!…触らな…んんっ」



暴れる私の唇にキスをする。


嫌だ、嫌だ、嫌だ!

涙が溢れる。
今まで感じたことのない恐怖と悲しさ。


「う…っ、シュンくんなんか…嫌いっ。最低だよ」

「それ最高の褒め言葉かもしれないね」


最低、最悪な男。
モデル失格。