「ふふ、大志くん愛想もいいし、カッコいいですからねぇ」
「ったく。俺のファンが取られまくりだよ」
マスターがわざとらしく泣き真似をするから笑ってしまう。
「私はマスターのファンですよ」
「か~っ、実句ちゃんは天使だね! よし、今日は完璧な紅茶を入れるからね!」
そう言って腕によりを掛けて入れてくれたロイヤルミルクティはとっても美味しかった。
ダンディで紅茶が美味しいなんて、奥さんが羨ましい。
「ねぇ、マスターって合コン行ったことあります?」
「そりゃ、あるよ~! こう見えても、俺まだ三十六よ?」
「えぇ!? 若い!!」
「……さっきの天使、取り消しね」
「ごめんなさい」
笑って謝ると、マスターがまた泣き真似をしてから私を見る。
「ったく。俺のファンが取られまくりだよ」
マスターがわざとらしく泣き真似をするから笑ってしまう。
「私はマスターのファンですよ」
「か~っ、実句ちゃんは天使だね! よし、今日は完璧な紅茶を入れるからね!」
そう言って腕によりを掛けて入れてくれたロイヤルミルクティはとっても美味しかった。
ダンディで紅茶が美味しいなんて、奥さんが羨ましい。
「ねぇ、マスターって合コン行ったことあります?」
「そりゃ、あるよ~! こう見えても、俺まだ三十六よ?」
「えぇ!? 若い!!」
「……さっきの天使、取り消しね」
「ごめんなさい」
笑って謝ると、マスターがまた泣き真似をしてから私を見る。

