私はこれから試験を受けて、もっと勉強しながら転職活動する。 大志くんはきっとお父さんを説得して専門学校に入って就職して。 後戻りはもうできない。 だから歩むだけ。 自分の人生だもの。 自分で決める。 恋に仕事に生き甲斐に。 どんな未来が待っているのか、 どんな未来にするのか。 「好きだよ」 大志くん抱きしめられたながら、自然と口から出ていた言葉。 「……絶対、幸せにしますから」 「ふふっ、プロポーズみたい」 嬉しくてそう笑うと、大志くんが私の肩に手を置いて、そっと離した。