雪の種





いつか……いつか、胸はって空見上げるくらいの気持ちで堂々と歩いてやる。



「翼ちゃん…」


似てる、お母さんの声によく似てる。


「お、叔母さん?」


振り向くと優しい目をした叔母さんが立っていた。



「学校、通えるように手続きしたわ。小羽根中2-Aだって」



叔母さん?



「それからね、翼ちゃん遅くなるときは電話かメールちょうだいね」