そんな毎日が自分が嫌でしょうがない。
学校に行くことだって本当は怖い、誰よりも深い闇を抱えてボロボロになった心で行くことが、ナイフのように突き刺さる視線が嫌だ、怖い。
あたしが琴美の未来を潰したようにあたしはあたしの手で未来を潰して壁を作って交信を閉ざす。
琴美のお母さんは『翼ちゃんのおかげで琴美は笑って天国へ逝けたわ、ありがとう』って言ってくれても、人の心なんて簡単に読めるものじゃない。
だから琴美があたしのことをどう思ってるかなんて琴美がいない今、永遠に答えが出ることはないわ。
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