―――叔母さん。 だんだん視界がぼやけて頬に冷たいものが流れると同時に視界が晴れた。 ぽろぽろとこぼれ落ちていくこの涙はなんの結晶? それとも豪雨が嵐になっただけ? やっとぼやけなくなった視界。 障子に映る叔母さんの影がやけにくっきりとしている。 叔母さん、あたし学校行きたいよ。 ワガママってわかってる、引き取って育ててくれたのは叔母さんだってわかってる。 でもあたしは叔母さんの愛情にこたえられてない気がするの、自分が孤独な子としか思えない。