地球の勇者と宇宙戦争

ナタク:
また違う都市の上空に、その船はやってきた。
人類も、船に総攻撃を仕掛けようとした。
しかし、全てのシステムは、神々によって停止され、人類はただ、上空に漂うその船を、恐怖の混じる目で見上げることしか、できないでいた。

俺はこの2000年の間、魔術の修行にはげんできた。
人間が古来よりもっていた、超魔術。今は誰も、その力の存在さえ忘れられている、魔術という力。
この力で、どこまでやれるのだろうか。

はるか上空の光る船を睨んで、拳を握り締めた。


やつらの攻撃、あれは、一体なんだろう。

光の矢が降り注いだあと、大爆発。

あれは、つまり超エネルギー体だ。

それは、どんな種類のエネルギーなのか、

人類が作り出した、科学的な爆発、そんな質のものとは違う感じだ。
俺の使う、魔術に似ている様な。

ならば、それは、地球に漂う、生命エネルギーを利用している。

ならば、エネルギーの充塡の時、俺が逆にそのエネルギーを奪い、
そのまま、奴らにそのエネルギーで攻撃してやれば、、

しかし、奪えるほど小さなエネルギーではなさそうだ、
どうする?

、、、、、、、、、、、、、、、、、

神:(神目線で進行していきます)

ついにこの日が来た。

いまわしき人間ども。

奴らにこの地を奪われてから、2000年。我々は宇宙を旅し、故郷に帰った。

そして、すぐにでも態勢を立て直し、反撃に出たかったが、大皇帝からの許可が降りなかった。

しかし、ついに、万全の準備を整え、地球侵略の許可が降りた。

前とは、比べ物にならないほどの兵器、軍隊。

しかし、あの人間は、また現れるのだろうか。
現れないのなら、本当に一瞬で、この地球は塵と化してしまうだろう。

塵とかしたこの地球で、我々は新たな地球を作り出す。
そこは、我々の新たな居住地となる。