ナタク:
その夜その船はやってきた。そして地球全体に語りだした。

謎の船「我々は地球に似た星からやってきた。しかし、その星は別の生命体に侵略され、我々だけ逃げてきた。
我々も戦ったが、力の差があり過ぎた。
どうか、我々を助けてほしい。
いずれこの星も、奴らの侵略の対象になる。我々は奴らのデータも持っている。
あなた方の損にはならないはずだ。」

ナタク「そんな事を言っても、今の人類に、答え返すすべなどないだろう。俺が話をしよう。
ルカ、奴らの船まで連れていってくれ。」

、、、、、、、、、、、、、、、、

ルカ:
異星人「では、あなた方の地球も、侵略を受けたあとだったのですか?
それを、ルカ様お一人で撃退なさったというのですか?」

私が撃退したというのが信じられないみたいだ、しょうがないけど。
彼らは丸きり、人間と同じ姿形をしている。

それよりも、彼らが持っていたデータを見て驚いた。
これは、地球を襲ってきた神々じゃない。
それに、もっと強大で、やっかいそうだ。

異星人「それはおそらく、ルリッグ星の連中ですね。今映像に映ったダーカワ星の奴らと対立関係にあります。
お互い勢力拡大の為に、あらゆる星を侵略し続けています。
近々始まる、宇宙戦争に備えているのでしょう。」

なんだか、おおごとになりそうだ。話からして、つまり地球は色んな星に狙われているということか、宇宙戦争とは何?

異星人のクルー「地球に向かってくる船が一機あります!どうやら後をつけられたようです!」

異星人「何だと!?」

異星人「すまない、地球の方、 正直に言って、我々にはもはや、奴らになすすべがない。
その、ルリッグ星の奴らを退けた、その力で、今度はダーカワ星と戦ってくれないか?」

ダーカワ星と全面戦争をしろというのか?しかも、私一人で?

異星人「ダーカワ星との全面戦争は、いずれにせよ、避けられない状態にありました。しかし、その次期が我々のせいで早まってしまった事は事実です、申し訳ない。
お詫びといってはなんですが、
我々は星を再生する技術を持っています。我々は壊れた地球を再生します。
ですから、どうか!」