なんか…なんにもしてないのに…すっごい疲れた。 「はぁー………」 思わずもれるため息。 なんかあたし…最近疲れてる? 幻聴も聞こえたりするし…。 「美愛!!」 「……京哉」 外に出ると京哉が待っていた。 特に何も言わず、荷台に乗った。 あ…今日は調査しなきゃ…。 「美愛?疲れとる?」 「うん…ちょっと……」 すると京哉はポンッと手をあたしの頭の上に置いた。 そして「無理すんなよ」と優しく囁いた。