ついさっきまで、暗かった心が、京哉の言葉によってぱあっと明るくなっていた。 あたしって………単純? 「はぁー。美愛の料理うめぇー」 「あ…ありがと」 恥ずかしくなって思わずうつむいてしまった。 うめぇって…おいしいって…。 恥ずかしぃ………。 「顔赤っ…」 「なっ…だって!!」 「可愛ぃ〜」 「もうっ!!やめてよっ!!」 「…美愛」