「美愛。違うんだ…紗雪は…」 「名前で呼ぶような仲じゃん!!」 「違うよ美愛…話聞いて…」 あまりにも真っ直ぐ見つめるからあたしは思わず目を逸らした。 「美愛。ちゃんと見て」 「……っ………」 仕方なく京哉の目を見つめる。 「美愛…紗雪は妹なんだよ…」 「え…」 「彼氏にプレゼント買うのに、何買えばいいかわかんないから手伝ってって言われて…」 「嘘…」