隣の甘々彼氏 -甘すぎる危険な毎日-

あたしはベッドの上に座った。



京哉は奥のソファーに座る。




あぁ…もう…逃れられない…。




「なんだよ美愛。そわそわして」

「えっ…と…」

「なんにもしねぇって」




──ズキッ。




必死に涙を堪えるけれど、涙は溢れてとまらなかった。




「やだ…やだよ…」

「え…」

「なんで…なんで京哉…わかってくれないの…？」




どうして…わかってよ…。




「優しすぎるよ…」

「美愛？」

「あたしの…事ばっか考えてっ…大切に…してくれるの…嬉しい…でも…でもね…もっと…あたしを…求めてよっ……」

「美愛…」