「りなちゃん、りなちゃーん」
上から呼び掛ける


アレ?
やばい?



「りなっ!!」



「あっ、ごめんなさい」

"はっ"と我に帰るりな


横たわった首をこちらにむけて



「大…丈夫です」


目があった瞬間
照れて顔を隠す


全部隠しきれなくて口元を覗かせる


華奢な体も
仕草も


全てが愛しい



りなと付き合ってまだあんまり経ってないんやけど


んー?
実は今日で3ヶ月やったと思うんよ

ただりなは気付いとんかな?

何か違う


だって今
この瞬間



りなの全てをみて
りなの全てを知った



俺は

更にりなが愛しい



でも何故か常に感じる違和感

いや?安心感。


言葉にはできんのやけどこうなることは必然的だったんかな


だったらりなは運命のヒトかもな


何て思う間にあっけなく果てた