晴れている 天気予報では、明日も晴れるらしい。 絶好の卒業式日和っていっていた 「はぁ…。」 窓の外を見ながら俺は溜め息を吐いた。 このままあの雲に吸い込まれたら… 「な~に考えてんだよ、陸斗。」 突如降ってきた声に、俺は顔を向ける。 「あの雲に吸い込まれたい、なんて乙女かよお前。」 「…人の心勝手に読むんじゃねぇよ、悠太。」 悠太はニヒヒと笑う。 コイツは思眼の能力者。 人の心の中が読める。