「えっ…?」 何で…? 皆、私のこと恨んでるんじゃないの? 「皆、蜜ちゃんは家で上手くいってるんだって。良かったわね。」 園長先生の言葉に皆はより一層笑顔になった。 「やったぁ!良かったね蜜おねーちゃん!」 「ったく、心配したんだぜ?」 皆喜んでくれてる。中でも、一番喜んでいるのはごろ太だ。 あぁ…そっか 「あー、蜜おねーちゃんが泣いてるよ?」 その言葉に、私は初めて流れている涙に気づいた。