は…? 「んの野郎…。」 この瞬間、俺の内で何かがキレた。 「待ちやがれ佐倉ぁ!」 俺は本気で佐倉の後を追い掛ける。 相手は餓鬼だししかも女子だ。追いつくのなんて難しくない。 案の定、俺は直ぐに佐倉に追いついた。残り、10メートル。 佐倉は交差点に出た。 その瞬間周りに響くクラクションとブレーキ音。 「っ…!」 「蜜っ!」 俺は咄嗟に能力を使った。