「陸斗は、親に連絡したのか?」 「…いや。」 出来るはずがない。 第一、向こうはきっと俺のことなんて覚えてないだろうし… 「一回連絡だけでもいれてみろよ? 卒業後住まなくても、卒業するってだけ伝えたら、親御さんきっと嬉しいぜ?」 「…。」 俺の瞳に迷いが映る。 そんな俺達を 夕日が赤く染めていた。