「えっと…意味分からない?」 自分のペースに上手く持って行けずに困惑した そんな俺に気付かないカノジョは、ただ首を縦に振る 『君、いくつ…?』 思わずそう言葉にしていた もしかして中学生とか… そう思ってしまうほどカノジョは童顔で背も小さかった 『16歳です』 "普通…その歳だったら意味通じるだろ"と思ったけれど口にはせず カノジョの額に向かって、指を弾く 未だにキョトンとしているカノジョに複雑な笑みを浮かべつつ、カノジョの上から退いた 『早く着替えて、下で待ってるから』