――……。


冬馬兄ちゃんと出会ったのは、私が生まれたその日。

年の差、7歳。




「…ずっと一緒に居てね」


そう言った私の頭を優しく撫で、優しくキスをした。


「美和と居ることが俺の幸せだよ」


私はずっと、冬馬兄ちゃんの傍に居る。




「愛してる」


これから先も、ずっと――。





fin.