幼なじみは年の差7歳【完全版】



「で、こちらは今カノさん?」

「…何バカ言ってんだよお袋」


今、良明くんはお袋って言ったよね…。


「良明くんのお母さん…?」

「うん、そう。
あ、私たちあんまり似てないよねー。
この子父親とはそっくりなんだけど」


お母さんは、とても「お母さん」には見えない。
どう見てもまだ20代…悪くても30代前半。

でも、間違いなく良明くんのお母さん…。


「別れた後も良明と仲良くしてくれてありがとね。
この子、美和ちゃんの誕生日をあちこちのカレンダーに丸してんの!
笑っちゃうよねぇ。別れた後それ見てへこんでるんだもん」


良明くんは嫌そうな顔をしてため息をつき、私を見て「ごめんね」と呟いた。


「ねぇ、彼女は今カノさん?」


「…いや、こいつはバイトで一緒だった、」

「あー麻実ちゃん!へぇあなたが!」

「………」


…なんて言うか、良明くんのお母さんは凄く自由な人だなぁと感じた。


「で、二人は付き合わないの?」

「はぁ…?」


良明くんと麻実ちゃんを交互に見て笑うお母さん。
そんな様子に良明くんは呆れ顔でため息をついた。